冷えは万病の元と言われます。

温活第一人者・川嶋朗先生の冷えとり講座をお聞きしましたので、その要点を踏まえながら、どうして「冷え」がいけないのか、をまとめてみました。

温活 冷え専門家 川嶋朗先生

そもそも「冷え」とは何か?

「冷え」とは、『手足や腰などがいつも冷たく感じる症状、あるいは体質』のことです。

これを、西洋医学・漢方医学では

西洋医学⇒「血行障害や(代謝低下による)熱生産不足」、

漢方医学⇒「気の不足」「血の不足」「血のうっ滞」

だととらえています。
西洋医学・漢方共に言葉は違いますが、つまりは、冷えると血の巡りが悪くなるということですね。

 

 冷え症対策、体温を上げる

体温計メーカー「オムロン」が行った調査によると、日本人の平均体温は50年前は36.9度だったのに対し、最近の調査では36.1度まで下がっているとのこと。
現代人は、50年前より約1℃も体温が下がっているのです!

これは女性だけの減少ではありません。男性の間にも「冷え」の症状は広がっています。

冷える=血液ドロドロ=血行が悪くなる

ではどうして「冷え」ると、健康上良くないことが起こるのでしょうか。

先ほど上でも書きましたが、西洋医学でも漢方医学でも、「冷え」とは「血行が悪くなること」だととらえられています。

なぜ「冷える」と血流が悪くなるのかといいますと、体温が下がると血液中の脂肪が溶けず、血がドロドロになるからなんです。
逆に、体温が上がると血液中の脂肪が溶けて血液はサラサラと流れるようになります。

体温が下がることによって血がドロドロになって、結果血の巡りが悪くなる、ということなのですね。

血の巡りが悪くなると、栄養や体に必要な酵素を体の隅々まで送れなくなります

血行が悪くなれば、栄養や体に必要な物を体の隅々まで運べなくなり、 細胞が活性化しなくなります。

消化不良、体がだるい、などの症状が現れるのはこのせい。
また、体から出た有害物質もその場に溜まりやすくなり、速やかに体外に排出されなくなってしまいますから、やはり「冷え」て「血流が悪くなる」のは体にとっては良くないことなんですよね。

また、「冷え」が不妊や流産の原因になると言われるのもこの「血行不良」が理由です。
>>冷えと不妊の関係については、別ページに詳しく記載しています。

冷えると、酵素反応が鈍くなる

私たちの体内には、食べ物を消化する「消化酵素」と、消化酵素によって分解された栄養素を体の隅々に運ぶ仲介をしている「代謝酵素」の2種類の酵素があります。

体が冷えると体に不調が起こるのは、そのうち「代謝酵素」の働きが大きくかかわっています。

「代謝酵素」って何?と方のために簡単に代謝酵素の働きをご説明しますと…。

  1. タンパク質の合成
  2. ホルモンの合成
  3. 解毒・抗酸化作用
  4. 脳・神経のバランス維持

ということに、代謝酵素は深くかかわっているとされています。

「代謝酵素」は、筋肉や体、免疫やホルモン、脳神経にいたるまで体の働きのすべての基礎を担っている言と言っても過言ではないほど、さまざまな所で大切な働きをしてくれているんです。

>>代謝酵素の働きについては別ページで詳しく説明しています。代謝酵素って本当に大事!

代謝酵素は体内温度38-40度でよく働く!

ではどうして、「冷え」と代謝酵素が大きな関係があるかと申しますと、代謝酵素は腸・消化管内の温度にして38-40度で、もっとも酵素反応速度が速くなるとされています。
つまり、腸内温度38-40度で一番良く働くんです!

体が冷えてしまて腸内温度がこれよりも下がってしまうと、と体の基礎をつかさどる「代謝酵素」が上手く働かず、結果、免疫作用も低下、ホルモンバランスも崩れ、自律神経のバランスまで崩れてしまう、ということになってしまうわけですね。

冷えを克服すれば、生活習慣病もがんもうつも防ぐことができる!

ここまでご説明すると、最初に『冷えは万病の元』とタイトルを付けた意味がお分かりいただけたかと思います。

冷えを改善することで、免疫機能をアップしホルモンバランスを整えることができます
これだけでも、風邪をひきにくい体になったり、月経周期が整ったりと、毎日の生活に変化がみられるはず。

冷え性を治す方法

 

さらに、川嶋先生がおっしゃるには、日本人の3分の2近くが関連して亡くなっているという心臓病・糖尿病などの「生活習慣病」や、免疫異常である「癌」も、そして神経物質「セロトニン」不足でおこる「うつ」も、冷えを改善することで、予防・改善が見られるのだそうです。hie-sick

今では6割を超える女性が「冷え」「冷え症」だと感じているそうです。
手足の冷えや肩こりなど表に現れる症状ばかりでなく、風邪予防や婦人病、生活習慣病までも予防することにつながります。

ご自分の体が冷えている、または「冷え性」だと感じておられる方は、ぜひ「冷え対策」をお試しください。
あなたの体が変わっていくのを感じられるはずです。

管理人もやってみます。あなたも一緒に「温活」始めましょう!